チャーちゃん

「ぼく、チャーちゃん。」
「はっきり言って、いま死んでます。」
「てか、踊ってます。」

躍動感にあふれたチャーちゃんが
保坂さんの言葉に乗って、描かれています。

保坂和志 作
小沢さかえ 画
『チャーちゃん』(福音館書店)という絵本が発売されました。

1月19日下北沢のB&Bで行われた
チャーちゃん刊行記念
保坂和志×小沢さなえ
「死ぬと生きるのの違い、わかる?」
トークショーに参加してきました。

下北沢のB&Bは
編集者 嶋浩一郎氏とブックコーディネータの内村晋太郎氏が
作った本屋さん。コーヒーやビールも飲めたり、毎日トークイベントが
あったり、本棚や椅子やテーブルも販売してます。新刊本を販売してますが
幅広いジャンルの本が一点づつ置いてあります。
大型書店に並ぶ本より幾分か、控えめに…奥ゆかしくそれぞれが並んでいます。
手に取るときは、そっとやさしくなります。偶然に出会えた本と恋に落ちるかもしれない・・・
そんな本屋さんなんです。
画像


冒頭の言葉が浮かんでから(保坂さんは「そうか!わかった!」とおっしゃってました)
絵本になるまで、10年も経ったそうです。
チャーちゃんが紡ぐ言葉は、生と死を飛び越えて自由に空中で跳ねています。
そんなチャーちゃんが生き生きと描かれます。
絵本からは、頬に当たる風の温度や、青々とした草の匂いや、お日様があたってほかほかの毛の
チャーちゃんの匂いまで伝わってきます。
小沢さんの絵の中に、向こうに行ってもエネルギーに満ちたチャーちゃんがいます。
自然の中で、一体となったチャーちゃんや生き物たちが嬉しそうに向こうでも生きているのです。

トークショーで、保坂さんは
「人は死んだらいなくなるというのが、社会の常識だけどそれが本当のことかなんて
わからない」とおっしゃってました。お話は絵本作成秘話から、どんどん飛び(チャーちゃん
みたいに飛び跳ねて)愛猫が今目が見えなくなったお話をされました。
猫は嗅覚も触覚も聴覚も優れているので、見えなくなっても、少し気をつけてあげれば
(いつも使っているトイレやご飯場所や家具を変えないとか)不自由なく暮らせるようです。
でもそんな元々持っている優れた機能を使わずとも
「見えない」のに「見えてる」かのように振る舞う猫に尊敬と畏怖を感じることはあります。
 
目に見えることが全てではない・・・
「目に見えないこと」がいっぱいあるってことを
猫はいつも教えてくれているのかもしれません。

画像



チャーちゃんが空と雲に溶け込んでいる絵がとても気に入ってます。
がんじろうと、むぎょちゃんが雲になって私たち夫婦の前に現れた日を思い出します。
うちの猫たちもチャーちゃんと一緒に踊っているのでしょうね
画像

                    がんじろうとむぎょちゃん雲

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 2

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
ナイス

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック